小朝独演会

2005年9月16日 ETC.
関内ホールに春風亭小朝の落語を聴きに行ってきました。

とってもおもしろかった! 

すごいとは聞いていたが、圧倒的な話術に、ただただ脱帽です。

「枕」つまり、演目に関わりのある小話がじょうずな噺家とよく言われてますが、
登場してから、あっと言う間にお客を「小朝ワールド」に引きずり込んでしまう。

古典と創作を一話づつ、間に門下の林家いっ平の落語(小噺?)が入り、
一話、30分程だが、場内爆笑の渦にしてしまう。
(と言うより、叩き込む って言う感じ)

TVで見かけると、なんか軽くて、ちゃらちゃらした感じで好きになれなかったけど、
1度、評判の落語を聴いてみようかと思っていたんですが、行ってよかった。

生の落語を見るのは、3回目かな。
落語の笑いは、後味スッキリって感じ。 TVで見るお笑い芸人のほとんどが、
馬鹿馬鹿しすぎるネタとアクションで笑わせるのとは対照的に、
軽妙で巧みな話術で登場人物を演じ分け、噺家と客席が一体になる、独特の世界。

もし生で落語を聞いたことがないなら、絶対1度は行ってみて欲しいです。
本当に良いものですよ!

会場には、若い女性もチラホラ、近い将来、落語も大ブレイクするのでは?
そんな予感がしました。

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